ヤマモミジの植樹
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先日別荘に行ってみると紅葉は例年以上に鮮やかに色づいていた。11月の冷え込みと台風の上陸がなかったからだろう。遠くの山には少し雪も積もっている。今年の冬は寒くなりそうな感じである。
その夜は午前4時までフジノン双眼鏡で星雲星団を観望した後、明け方近くに40センチで土星を見た。4月のときよりずいぶん環が細くなっている。低倍率では串団子のようだ。この時期にしてはまあまあのシーイングだったようで倍率を上げると本体の模様が良く見えた。面白いことに、細長い環が大気の揺れによって細かく上下にゆれているのがまるでトンボが羽を振動させているようだった。
2時間ほど仮眠して起きると高原には朝霧が発生していた。この地域は朝霧の名所として有名なのだ。特に帰り道に通った千種川周辺は濃い霧に覆われていて幻想的な光景になっていた。
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11月になって朝晩は冷え込むようになってきた。そこで、冬の準備をするために別荘に行った。出したままになっていた扇風機を片付け、替わりに薪ストーブの備品を出した。この別荘はトイレと洗面所、お風呂がワンフロアのガラス張りになっているので冬はものすごく寒くなる。ここには電気式の温風器を設置した。
このあたりは冬型の気圧配置になると快晴の日が多くなる。これからが星雲星団観望の絶好のシーズンなのだ。ところが、仕事も1年で最も忙しい時期になるので無理は出来ない。やはり仕事があってこその趣味である。
そこで、仕事帰りに立ち寄ってすぐに見ることが出来るようにと、天文
の機材関係もいくつかの工夫をした。
フジノン15センチは架台と三脚を組み立てて室内に保管することにした。これだとベランダに出して双眼鏡本体(それでも本体だけで18キロの重量)だけを載せればよいので5分もあれば観望ができる。
40センチの方はドームのスリットを開ければすぐに観望OKなのだが、この秋冬見たい天体のリストを作成しておいた。赤経・赤緯順にリストアップしたので、近くの天体を次々に導入しながら見ることが出来るので時間短縮になる。
今の問題点は導入精度が良くないこと。最低倍率100倍の視野のど真ん中にいつも入るようにできないかと思案中。先日もステファンの5つ子を見ようとしたが、透明度が良くないこともあって結局は確認できなかった。さすがに40センチの限界に近い13等~14等級の暗い系外になると、視野のどこにあるのかわかっていないと見つけることができないことがある。やはり写真星図などのファインディングチャートを用意するべきかもしれない。
快晴の日は会社から直接別荘に行くつもりだ。2時間程度の観望なら午前0時には自宅に帰ることが出来るのだ。都会に住んでおられる天文ファンからすると贅沢な環境だと思う。
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この別荘が松下電工主催「2008年度住まいのあかりコンクール地区優秀賞」に選ばれた。設計は永森建築事務所にお願いをした。建築家というのは本当にすごいと思う。施主のわがままな要望(好きなイメージ、家族構成、趣味、予算)を十分に聞き入れたうえで設計してくれる。永森先生はいい意味で私のイメージを見事にひっくり返してくれた。「こんな設計もあるの!」といった感じで。
照明も同じだった。設計の段階では一体どんな感じになるのかちょっと想像が付かなかった。実際に完成すると心地よく、この別荘に来るたびにワクワクさせてくれる明かりになった。
匠が家を大改造するテレビ番組「ビフォーアフター」でよく知られるようになったが、予算が少ない、敷地が狭い等、制約が多いほど力を発揮するのが建築家である。最近は施主の要望を聞いた数人の建築家が設計コンペをして自分の好きな建築家を選べるような会社も登場している。
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ここ関西もやっと梅雨入りをした。これからしばらくは別荘に行く回数は減るだろう。 先日、天体ドームに自宅にあったカメラ防湿保管庫を置いた。も
ちろん梅雨の時期に大事な接眼鏡やカメラレンズにカビがつかないようにするためである。
自宅なら問題にならないことが、めったに行かない別荘では思わぬトラブルになることがあった。これから夏にかけて湿気の多くて暑い日が増えると、長く締め切ったままの建物はやはり湿気がこもる。昨年、封を切ったばかりのフリーズドライのインスタントコーヒーを梅雨明け後に飲もうとしたらカビだらけになっていた。今ではコーヒー、マヨネーズ、ドレッシング、醤油は1人前用の小袋を買うか、余ったものは持ち帰るようにしている。またある夜、途中のスーパーで食材を買って別荘に到着したら、配電盤のブレーカーが何かの原因で落ちてしまっていたため、冷蔵庫の中のアイスクリームや調味料が全てダメになっていたこともあった。それからは別荘で凝った料理をしなくなった。近くのスーパーで出来合いの惣菜を買ってくるか近くのレストランで食べることが多くなった。そんなわけで、別荘には本格的なキッチンは必要ないと思っている。もっとも、別荘で友人をもてなすことが楽しみだとか、別荘を週末住宅として利用する方なら話は違ってくる。
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周りの別荘では冬は利用しないために凍結対策として水抜きをしているところが多いと聞いている。それではさらに冬場は足が遠のいてしまいます。
私の別荘には「星を見に行く」というライフスタイルからしても冬は逆に一番よく利用するのだという前提で設計の段階から寒さ対策は十分に考慮をした。
近頃はネットのおかげで簡単にその地域の気候に関する情報が手に入る。調べてみると、いくら温暖な瀬戸内地方といっても真冬の山の最低気温はやはり-5℃を下回る日があった。
そこで主暖房を何にするかが問題であった。結果的には温水による床暖房を選択した。
私の別荘の考え方として皆が集えることを大切にしたために、天上が高くて間仕切りが無い大きなひとつの空間になったこともあってエアコンは当初から効果が期待できなかった。
実際に床暖房はどうだったかというと、普通の寒さの時はこれだけで十分に快適だった。
足元がほのかに暖かくてエアコンの風がないというのは実に気持ちが良いものであった。ところが、氷点下になるような夜はこれだけでは正直寒かったのである。エアコンを補助暖房でガンガン効かせてやっと快適かなといったところ。これは私の別荘の北面がすべてガラス張り(二重サッシ)で断熱が十分でないことも影響しているのかもしれない。
意外に暖房として良かったのが薪ストーブ。薪が燃え出して暖かくなるまでは少し時間がかかるのだが、一旦燃え出すと不思議なあたたかさを感じる。これが遠赤外線効果なのだろうか、体の芯にまでとどくようなあたたかさなのだ。薪ストーブを主役に床暖房を黒子として使うのが冬の別荘私のおすすめパターンです。
副次的な効果として、人はやはり炎を見ると心が休まり、家族や友人が自然と集って話しが弾むというのも薪ストーブのよいところでしょう。冬に別荘に行く楽しみがまたひとつ増えることになる。
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この冬は暖冬が続いている。地球温暖化が本当に始まっているのではと実感する。一人ひとりが温暖化に対してやれることをしていかないと取り返しが付かない状態になってしまうと誰もが感じているのではないだろうか。さて、周りの別荘をみていると季節の良い時期には利用しても冬はほとんど使われていないのが現状です。しかし私は「冬ならではの別荘生活の楽しみ方があるのにもったいない」と思っている。別荘を使うようになってまだ1年にも満たない私が一番利用しているのは実は冬なのである。
理由は
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別荘に星仲間4人が遊びに来てくれた。
私の家族と一緒に食事をしながら楽しいひと時を過ごすことができた。家族は私の行動から天文好き=オタク、ちょっと変人のイメージを持っていたところがあったが、仲間を見てそれは払拭されたようだ。また、天文ファンならではのディープな話が出来たのもうれしかった。みなさんありがとう。
天気予報では曇り時々雨だったので、望遠鏡や建物を見てもらうだけになるかなと思っていたら、うす雲は広がってはいたがなんと晴れてきた。急遽、40センチで木星を見ることに。倍率を280倍にするとこれが良く見える。縞がうじゃうじゃと。梅雨の晴れ間はかえってシーイングが良いのでしょうか。大口径の威力が少しは発揮できてホッとした一日だった。![]()
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この別荘が完成して2ヶ月になろうとしているが、大変困っていることがある。それは虫。もちろん山の中なのである程度は予想していたが、こんなに多いとは思わなかった。裏を返せば、それだけ本当の自然が残っているということである。
それにしてもすごい数で正直辟易している。手すりはすぐにクモの巣だらけになるし、夜に電気を付けていると窓には蛾がびっしりと張り付いている。名前がわからないが、5月に多かった虫が6月になると主役が入れ替わって別のが飛び回っている。夜にちょっとでもドアを空けていたら、虫に部屋を占領されてしまいそうである。
特に怖いのはムカデ。ここの別荘地で寝る前に必ずすることは、布団をめくってムカデがいないかを確認することだと教えてもらった。これも山の別荘の真実である。
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建物の引渡しは4月28日だった。翌日が休日なので、急遽、家族全員で別荘に泊まりに行くことにした。といっても、部屋には冷蔵庫はもちろん、家具も寝るふとんもない状態。とりあえず、車にふとんと必要なものだけを積み込み、夕食用に近くのスーパーマーケットで惣菜を買い込んで出発した。
到着したのが夜の8時を過ぎていたので、もう周囲は真っ暗だった。玄関のドアを開け、全ての照明のスイッチを入れると、家族一同「ほー」という声。設計してくれた永森先生は「光の魔術師」とも言われ、照明にも人一倍こだわります。私は設計の段階である程度はわかっていたが、想像していた以上の出来だと改めて思った。間接照明を上手く使って、とても山の中とは思えない雰囲気を醸し出していた。
ただ、光におびき寄せられた蛾が窓のガラスにいっぱい張り付いてきたことで、ここが自然の真っ只中であることを実感させられた。夏になると虫はもっと増えるのではと少し不安になった。
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グレーチングを使ったアプローチとベランダがほぼ出来上がった。別荘のベランダはウッドデッキというのが定番のようになっているが、ウッドデッキはその美しさと引き換えに、何年かに一回は塗り替えをしなくてはならない。どの世界も、美人を保つにはお金がかかるというわけだ。
グレーチングは溝に使われていることからも耐久性には問題はない。これを住宅のアプローチやデッキに使うという建築家の発想に、正直、初めはどうかなと思った。しかし、出来上がってみるとこれがなかなかおしゃれなのだ。さすがは建築家である。
雨の日は水がたまらないし、靴に付着した土ぼこりや泥も落としてくれるのはうれしい誤算でした。ただし、ハイヒールを履いてきた人はきっと悲惨なことになる。山の別荘ならではの設計なのだ。 
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私のまわりにもたくさんの別荘が建っているが、この一年、頻繁に来るようになって気づいたことがある。それはほとんどの別荘は全然使われていないということだ。さらにその内の半分くらいはもうボロボロの状態になってしまっている。
この播磨自然高原は昭和40年代に開発されたので、当時40才のオーナーなら、現在70を超えていることになる。高齢になって足が遠のいたのかもしれない。また、子供がいたとしても自宅ならともかく、こんな遠くの別荘は要らないと言うかもしれない。さらに別荘に行くのに2時間も3時間もかかってしまうと次第に億劫になるのではと思う。完成から何年も経って飽きてしまったのかもしれない。また、子供が小さいときはついてきたのに大きくなって行かない等、さまざまな理由で次第に遠のいていったのではと想像します。
こんなところの別荘なんて、売ろうとしても売れません。売れても二束三文でしょう。本当にもったいないことになります。自分にとって本当に別荘が必要なのか。そんなお金があるなら、世界中のリゾート地に旅行するほうが良いのではないか。建てるなら、そこで何をしたいのかを明確にすることが大切だと最近つくづく感じます。
私の場合は、自宅からも会社からも一時間で行けるので、天気が良ければ、毎日でも星を見るために別荘を使います。今はそう思っているのですが…。
「よーく考えよー、お金は大事だよー」のフレーズが私の頭をよぎります。
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本音を言ってしまうと、私にとってこの別荘は星を見るためだけに建てた。星の良く見える場所を探していく中で見つけたのが、たまたま別荘地の播磨自然高原だったのだ。
そういう意味で、一般的な別荘とはかなり違う使い方を私はここですることになる。具体的には、仕事を終えてから携帯のお天気サイトをチェック。今日は晴れそうだと思ったら、車で自宅に帰るのを変更して別荘に向かう。勤務地から約一時間で到着する。
すぐに天体ドームを開ける。大型の望遠鏡となると、外気とドーム内の気温差でよく見えるようになるまで最低一時間から二時間かかるのだ。その間は、やり残した仕事を片付けたり、本を読んだり、テレビを見たり、お風呂に入ったりと時間を有効に使う。
今までなら、重い望遠鏡を車に積み込んで、山のキャンプ地のようなところに何時間もかけて出かけていた。現地で望遠鏡の組み立てがやっと終わったと思ったら曇ってしまったという悔しい思いを何度もした。
そして二時間程天体を観望したら、ドームの扉を閉めてそのまま自宅に帰る。家に帰って家族と一緒に寝る。こんな使い方をしようと思っている。
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| 薪ストーブのある暮らし―八ケ岳南麓、森の家から 著者:細川 英雄,細川 たかみ |
そんな眼で見ていくと、都会の中では全く不似合いとしか言いようのないものが、山ではこれほど絵になるものはないと思うようになってきた。そして急遽、建設の途中に設置することにした。
選んだのはヨツール社のF230。どちらかというと薪ストーブはクラッシクなデザインが多い中で、これはモダンでこの別荘の雰囲気にぴったりだと思った。果たして本当に暖房として使っていけるのか、それともただのオブジェになってしまうのかはわからないが、今では建物に煙突があるのを想像するだけでワクワクしている。
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播磨自然高原は3000区画を越える日本でも有数の別荘地である。昭和40年代に開発されてすぐに完売したと聞いている。しかしながら、権利者の高齢化で売りに出ている物件がかなり増えている。今なら格安で手に入れることが出来るのだ。
私の場合は星を見るための土地ということで、担当者にあらかじめ条件を出して、たくさんの物件を絞り込んでから下見をした。
私の出した条件は
街の中なら当たり前の条件のように思われるかもしれないが、山の別荘地ではその常識は通用しない。ここではほとんどの物件がかなりの傾斜地となっていて高い雑木林に囲まれているのである。
その中で見つけたのがP地区の今回買った土地だった。敷地面積が760坪(2区画)で傾斜も緩く、木を切れば視界も大丈夫だと判断をした。
私の場合は即断だったが、結果的に良い物件を選んだと思っている。
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