2009年7月28日 (火)

沸騰都市「上海」

Photoこの時代にものすごい勢いで延びている都市をNHKが取材した番組、「沸騰都市」シリーズをテレビで見たことがあった。この上海が入っていたかどうかはわからないけど、この町を観光してみて、この番組のタイトルが一番に頭に思い浮かんだ。

日本からほんの2時間ほどのところに、いつのまにこんな巨大な街ができたのだろうと驚くばかりである。ところが実際に街を歩いてみると面白い。新しいものと古いものが同時に存在しているのだ。新しいもの代表はリニアモーターカー。上海とハブ空港の上海空港を時速450キロで走っている。また、地上492メートル、101階建ての世界一のビル「上海ヒルズ」(日本の森ビル所有)をはじめ、超高層ビルが林立している。すぐ隣では、4年後にその森ビルを抜く超高層ビルの工事が始まっていた。Photo_2

一方、近代的なビルからちょっと路地に入ると、そこには日本の昭和30年代のような家や店が今も残っているのだ。そしてどの店もお客がたくさん入って賑わっているようにみえた。初めはそんな上海の町に違和感を覚えたが、昭和31年生まれの私には、子供の頃の店を思い出させてくれて、どこか懐かしい感じがしてきたのだ。

そして何よりも人が多い。どこを歩いても人、人、人の山。車も高級Photo_3車がたくさん走っているが、交通ルールはめちゃくちゃ。車は平気で割り込み、クラクションをバンバン鳴らしながら走っている。バスの最前列に座っていると右足に力が入って疲れてしまった。ここでは車優先なのだろうか、歩行者は信号が青になっても車を気にしながら渡っているのだ。でも、町全体の活気はすごい。

人口減少社会になった日本を壮年とすると、上海は少年だ。やんちゃで未熟なところがあるけれど、まだまだ伸びるエネルギーがあるように思えた。

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2008年9月 4日 (木)

飛鳥Ⅱクルーズ 1

Photo Dscf4214  ぜひ乗ってみたいと思っていた飛鳥Ⅱのクルーズの旅を夫婦で体験してきた。飛鳥Ⅱは日本最大の客船(5万トン)で乗客数800名、乗組員数約470名、客室数は436室となっている。私たちが選んだのは23日のAスタイルクルーズ。まあいうと世界一周の船の体験ツアーみたいなものだった。神戸港を出て船上でのクルーズライフを楽しんでまた神戸港に帰ってくるのだ。

10年ほど前に初代飛鳥に乗ってクルーズの楽しさを知り、人生の最後にはこんな船で世界一周したいと思うようになった。しかし、現実は何ヶ月も旅行するようなことは出来そうもないと思っている。Photo_2

残念ながら天候には恵まれなかったが、いつまでも心に残る旅となっDscf44141_2た。

Photo_3

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2007年8月20日 (月)

乗鞍コロナ観測所

30年以上も前、「日本の天文台」という本を持っていた。Photo_3 そこには当時完成したばかりの25センチコロナグラフがあるコロナ観測所も取材されていた。

空気が澄んでいる場所でしかコロナグラフは設置されないから、夜空もきれいだと証明されているようなものである。それ以来、私にとってはコロナ観測所が乗鞍のシンボルとなっていた。乗鞍を訪れる一般の人も、南の山の上にあるこの白いドームに目がいくのではないだろうか。

昼間は何もすることがないので、私たちはこの観測所のある山に登ることにした。空気が薄いので途中休憩しながらも40分程で頂上に到着した。近くから見るドームは30年以上の風雪にさらされて傷みが相当あった。あまりここを訪れPhoto_4る人はないようだが、内部を見学できるようになっていてガラス越しにコロナグラフを見ることができた。衛星からコロナも常時観測できるようになった現代ではその必要性は薄れているのかもしれないが、天文ファンなら一度は訪れておきたい施設である。

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乗鞍白雲荘

Photoちょっと本格的に星の観望や撮影をしようと思ったら、望遠鏡やカメラ等の機材は重くてかさばる。車がないととても運べないのだ。そのため、マイカー規制で不便になった乗鞍に星見に行く物好きは我われぐらいだろうと思っていた。しかし、そうではなかった。初日には、星の撮影に来ているカップルが宿泊した白雲荘で一緒だった。夜になると大学生と思われるグループが近くの駐車場で流星の観測を遅くまでしていた。翌日には、この宿を拠点に星の写真撮影を続けている横浜の2人にも出会った。天文ファンは今もここにやってきているのだ。

さらに白雲荘の食堂には、ここで撮影された素晴らしい天体写真がたくさん飾られていた。だから、白雲荘の主人は私たちに対してとても理解をしてくれた。重い機材は入り口付近に置きっぱなしでOKだったし、夜中の出入りも自由にさせPhoto_2てくれた。隣の山荘の外灯が夜中も点灯していることに対して、消灯のお願いをしてくれたりしている。観光地化された他の宿泊施設と比べると、ちょっぴり山小屋の雰囲気が味わえるのもうれしい。乗鞍で宿泊されるなら白雲荘をお勧めする。

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2007年8月19日 (日)

ニセ黄道光

Photo_6 初日は夜8時からずっと快晴だったので観望と天の川の写真はもういいやというくらいに堪能した。そこで気分を変えて、すぐ近くの大黒岳(2772メートル)に夜中の1時頃に登った。そこはほぼ全周囲が見渡せるすばらしいところだった。

最初に気が付いたのは東方向の松本市の明かりだった。はるか先の雲の下に見える。そしてすぐ右側にもっと上に伸びる巨大な舌状の光を見つけた。松本市の光が白っぽいのに対してこの光は少し黄色がかっていた。「あ、黄道光が見える。さすがに乗鞍だ」と思った。黄道光をはっきりと確認したのは30年も前に行ったニュージーランドで見て以来のことだった。しかし、すぐにおかしいことに気付いた。実際の黄道よりもかなり南よりに見えているのだ。本来ならちょうど松本市の上に見えるはずなのだ。するとあの光は何だろうということになった。

Photo_5 地図を調べてその方向にあったもの。それは東京だった。朝のニュースで東京が快晴だったことも確認したのでほぼ間違いないと思われる。北や西には富山市や福井市の光害がある。日本海側とあれだけ離れた太平洋側の巨大な東京の光害が見えるとは驚き以外に言葉はなかった。

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乗鞍の星空

Photo_4 到着した日は夕方から翌朝まで快晴で乗鞍の星空を堪能することが出来た。確かに松本や名古屋の光害があるものの、標高2700メートルの標高のおかげで透明度が下界と違う。まだ薄明が終了していないうちから天の川が見え始めた。その天の川は日本のどこよりも明るく、少しブルーの色でザラザラとしている。アンドロメダ大星雲はもちろん、近くのメシエ33を肉眼で初めて確認することができた。フジノン15センチ双眼鏡で天の川を観望した。視野に見えている星の数が下界とは圧倒的に違う。無数の砂粒のような星の広がりをバックに今まで気付かなかった暗黒星雲が浮き出ているのを確認できた。アンドロメダ大星雲は25倍の視野いっぱいに広がっている。メシエ8や20の淡い散光星雲も大きく明るく見えた。

写真もデジタル一眼で撮影した。先週の千種高原(標高1千メートル)の写真と比べて欲しい。ただ、当日は湿度が高く、レンズの曇りに悩まされた。露出中はレンズPhoto Photo_2 ブロアーで時折吹きつけながらの撮影となってしまった。カイロを持ってこなかったことを悔やんだ。

左は兵庫県千種高原、右が乗鞍で撮影した写真。レンズや露出時間は同じである。写真を比べると、今の乗鞍は光害の影響で夜空は暗いとは言えなくなっているが透明度が抜群なのでやはり写りは良い。

乗鞍は日本で最も良く見えるところだと思う。

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2007年8月18日 (土)

乗鞍へのアクセス

14日はお盆の帰省ラッシュに重なりそうだったので、姫路を午前4時ごろ車で出発した。山陽道、名神から東海北陸道に入り、高山市から乗鞍に向かい、午前10時前には友人との待ち合わせ場所である平湯バスターミナル前のタクシー乗り場に到着した。

その日の天気は夏とは思えないような青空が広がり、飛騨清見ICを出るときには目の前に雄大な乗鞍の山塊が頂上付近までくっきりと見渡せた。私が住んでいPhoto_2る瀬戸内海地方では高い山といってもせいぜい1千メートル程度の山でしかない。3千メートル級の山はやはりスケールが全然違う。いつも見ている山でイメージしてしまうので『え、あんな高いところに頂上があるの」と驚いてしまう。平湯では予約していたタクシーに2人の機材を積み込んだ。運転手さんは私たちの異様な荷物の多さと形(特に巨大な双眼鏡)に少し驚かれたようだったが、星を見るために来たことを告げると大変親切にしていただいた。

現在の乗鞍はマイカー規制が実施されている。岐阜県側から自家用車は「ほおのき平駐車場(無料)」か、平湯の「アカンダナ駐車場(有料)」で、長野県側は乗Photo_3鞍高原内の無料駐車場で乗り換えてシャトルバス(片道1100円)もしくはタクシーを利用するしかない。私たちの車は利用したタクシー会社の駐車場に無料で停めさせてくれた。

目的地の畳平までタクシーは約30分で到着した。料金は片道7500円。メーター表示ではなかったので価格交渉の余地はありそうだった

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天上の楽園「乗鞍」へ

14日から23日の予定で乗鞍畳平に名古屋に住む星なかまの2人で出かけたPhoto。目的は星を見ることだった。強い太平洋高気圧のおかげで天候に恵まれ、2日間とも星空を見ることができた。

 

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2007年8月13日 (月)

ビールを片手に星を見よう会 2

ちくさ高原での星を見る会では幸いなことに夜半過ぎから快晴になった。天候に恵まれたこともあるが、ここの夜空は別荘のある播磨自然高原よりさらに暗い。アンドロメダ大星雲が肉眼ですぐに確認できるし天の川は白い雲のように見える。さらに透明度の良い乗鞍では天の川が白い雲ではなくて青いザラザラした粒に見えるのだ。14日からの乗鞍遠征に向けて、レンズの撮影テストの絶好の機会となった。

共通データPhoto_2Photo

カメラ:キヤノン30D レンズ:キヤノンEF-S1020mm10ミリF3.5で撮影 赤道儀:ケンコースカイメモにて自動ガイド 露出6分 撮影地:兵庫県ちくさ高原

ペルセウス座流星群の明るい流星が左の写真に写っている

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2007年8月12日 (日)

ビールを片手に星を見よう会 1

翌日は、私の所属している会「星なかま☆ひめじ」の夏のPhoto_3恒例行事「ビールを片手に星を見よう会」に参加した。会場はちくさ高原スキー場をもう少し北に行った秘密の場所。標高は1000メートルあり、アクセスの良い場所としては兵庫県内で最高の星空が見えるところだと思う。しかし、ここでも姫路や岡山の光害が年々押し寄せてきている。日本Photo_2で本当に暗い星空が見えるところはあるのだろうか?今日は夏としては最高の透明度に恵まれ、夜半過ぎから快晴になった。15センチ双眼鏡と32センチのドブソニアン反射望遠鏡を使って星仲間と夏の天体を堪能した。またペルセ群の明るい流星がたくさん飛んでいたのが印象的だった。

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