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2010年2月23日 (火)

新型プリウスの印象

Photo我が家にようやくプリウスが納車された。普通は新車を購入すると「いいねえ!」みたいな反応が周囲からあるものだが、今回のプリウスでは全く違った。皆さん判で押したように「ブレーキ大丈夫なの?」という反応なのである。

こちらも「車何買ったの?」と言われたら「今、世間を騒がしている車です。」と自嘲気味に応えることにしている。すると、「あ、わかった。プリウス!」となるのでもう笑うしかない。プリウスはトヨタの技術の象徴のような車だったのが、危険な車の代表のようなイメージになってしまったのは残念でならない。

トヨタ問題はアメリカでは議会まで乗り出してきて、さらに悪いほうに広がりそうである。ディーラーからの説明によると、私の車は1月製造分でリコール対象ではなかったようである。

納車日の夜、さっそく運転をしてみた。プリウスはご存知のようにハイブリッドカーなのでスタートの仕方は独特で説明を聞かないと動かせない。車から降りるときも今までの車のようにはいかない。まあこの辺は慣れの問題だと思う。

この日は寒かったのでスタートボタンを押すとエンジンもかかった。走りだしてしばらくすると交差点の赤信号で停車したのだが、急にエンジンが止まって車内が静まり返った。もちろんアイドリングストップは知識としては知っていたのだが、これで本当に動くのだろうかとちょっと心配になったのだ。ETCを取り付けて初めてゲートに入るときのような気持ちである。信号が青になり、アクセルを踏むと車は無事にモーターだけで音もなく走り出した。

このモーターからスタートしたときの感覚は独特でプリウスならでは。このときは新しい時代の車に乗っているということが実感できて楽しい。この感覚は何かに似ていると思った。電車の加速である。しかも出足はもっさりとしていて、前の車が軽四でも簡単に置いていかれるのだ。ところがこの車を運転していると、スピードを出したいとは思わなくなるから不思議だ。

問題のブレーキに関してはやはり神経質にならざるを得ないが、どちらかというと効きすぎるぐらいになっている。いわゆるカックンブレーキになりやすく、急に運転が下手になったように感じる。

操縦性は良くも悪くもトヨタ車だ。スタイルや駆動は最新になっているが、操縦性だけは昔のままであると思った。カーブは50キロまでのスピードなら大丈夫だが、それ以上になるとハンドリングがグニャグニャで怖くなる。ハンドルの軸の一部がゴムで出来ているのかと思いたくなるような感覚である。

プリウスは運転を楽しむような車ではないので、まあこんなものと納得している。

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2010年2月12日 (金)

新型プリウス納車

Photo_2ブレーキ問題で世間を騒がしている新型プリウスがもうすぐ我が家にやってきます。2009年6月中旬に契約してから実に8ヶ月近く待ちました。

リコールの件ですが、やはりと言うか私の車も対象になっていました。もちろん対策済みでの納車になります。この問題に関していろいろ調べた結果、自分では納得をしていますが、実際に運転する時はブレーキに必要以上の意識がいくことになるでしょう。

自動車にとって安全であることは何よりも大切なことです。前の車のポロは窓落ちやドアのゴムパッキング不良など、日本車では考えられないようなところの不具合があって嫌になったが、トヨタにおける一連の不具合はアクセルとブレーキという安全に直結する箇所の問題だけに大きな問題となってしまったようです。トヨタは日本を代表する企業ですからこの危機を乗り越えて頑張っていただきたいです。

正直に言って、新車の納車としては最悪のタイミングとなり、喜びも半減となりましたが、大切に乗ってあげようと思います。

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2010年2月 5日 (金)

EMS(銀ミラー仕様)レポート

昨夜、これまで使っていた天頂ミラー(ミードUHC仕様)EMS(銀ミラー仕様)を実際の天体で見比べてみました。望遠鏡の口径は40センチ、アイピースはナグラー26ミリで倍率は155倍である。

当日は強烈な寒波が日本列島に流れ込んでいて、ここ播磨自然高原でもときおり雪雲が通過するような天気だったが透明度は良かった。

最初に視野に入れたのはM42。観望記などを読むと、M42は大口径では淡いグリーンやピンク色に見えると書いてある。私はどう頑張っても白黒にしか見えない 。個人差や年齢からくる網膜の老化もあるかもしれないが、この星雲が銀ミラーでどのように見えるかは大変興味があったのだ。

まずはこれまでの天頂ミラーで約30分間観望した。スケッチを取りながら見え方などをメモし、頭の中にイメージを焼き付けるようにした。次に松本式ミラーで同じように時間をかけて星雲をスケッチしていった。

結果はどちらも甲乙付けがたしといったところだった。最後は特徴的な星域を選んで何度も取り替えながら見比べたが、暗い恒星はどちらも切れ味鋭く同じように見えていた。トラペジウム付近のガスのディテールも変わらない印象だった。残念ながら銀ミラーになっても色は感じられなかった。

次に視野に入れた天体はしし座にあるNGC3190付近の銀河群。あのパロマ天体写真集で有名な領域である。このあたりの系外は1113等で、眼視では私の望遠鏡の限界に近い天体になる。時折うす雲が通過していく条件だったので断定的なことは言えないが、松本式ミラーの方が少し大きく見えて(NGC319Photo_703185)、暗い天体(NGC3187)まで確認できた。

特にNGC3187(13.4)は何度もそらし目をしてやっと存在がわかるという系外だったが、松本式ミラーの方だけ確認が出来た。

1回反射の天頂ミラー(99%の反射率を誇るミラー)2回反射のハンディがある松本式を見比べるというのはフェアではないが、私にとってはどちらがより明るく見えるかが大事であった。結果からみると、2回反射を感じさせない明るさが銀ミラーにはあるということが確認できたことは大変うれしいことだった。

もちろん正立のメリットも大きい。確認用の The Night Sky Observer's Guide」で天体の位置がここだと確信できると不思議と見えてくるのだ。

この松本式銀ミラーと出会ったばかりだけど、私の観望の楽しみを広げてくれるような気がしてワクワクしている。

これまでの常識を打ち破って正立ミラーを実用化し、さらには銀ミラー化にまで挑戦された松本さんに心 からの敬意を表したい。

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