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2009年12月 9日 (水)

振動

ミードETX105ECは発売されてすぐに購入した。私はこのデザインが好きでアクセサリーのような感覚で机のそばにずっと置いていた。

ここ数年は自宅で月・惑星を中心に観望するようになり、この望遠鏡をまた使うようになった。光学系は価格からすると大変優秀だ。マクストフということもあって月や惑星に向いている。Photo 特に火星は不思議なことに、私の所有する望遠鏡の中で一番良く見えるのだ。火星は接近中といってもまだまだ遠い。そこで今は18ミリの接眼鏡に2.8倍バーローを付けて224倍で見ているが、10センチでも極冠や模様がしっかりと見える。

15センチニュートンは月には抜群の解像力をみせるが、火星の模様はあまりよく見えない。私の持っている接眼鏡では最大倍率が218倍にしかならないので、表面輝度が高い火星では倍率が低すぎるのかもしれない。それともニュートン式のスパイダーがコントラストを下げているのかもしれない。

そんなことで、今はこの望遠鏡で火星を見ることが多くなっているのだが、この望遠鏡の欠点は架台にある。架台に強化プラスチックが使われているので仕方ないが、ちょっと触っただけでぶるぶると大きく震え、足を動かすとまたぶるぶると振動が続く。振動を増幅するなんとも弱い架台なのだ。だからこの望遠鏡で観望するときは息を潜めるような感覚で見るようになってしまう。

先日、夜中に200倍を越える倍率で見ていて別の振動に気付いた。家から約50メートル離れたところにある市道を走っている車の振動である。大型のトラックらしき車が来たときにはかなり大きな振動になり、普通の車が通過しても震えるのがわかるのだ。地面は振動を結構伝えるようである。街中の惑星観測にはシーイングとともに、この小さな振動も模様を見えなくしている原因かもしれない。

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