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2008年7月26日 (土)

月面観望好機

Photo 西日本は太平洋高気圧が居座り、昼間はとても外に出る気はしないほどの猛暑が続いている。夜になっても蒸し暑く、風も無いのでエアコンなしでは寝ることが出来ない。でも、空の方は大変シーイングが良く、月面観望の好機と呼べる日が続いている。数え切れないぐらい月を見てきたはずなのに、抜群のシーイングに恵まれたときは「月ってこんなに良く見えるの!」とびっくりしてしまうのだ。

今朝も(午前3時ごろ)下弦の月を観望していたが、天頂に近づくにつれてどんどんシーイングが良くなり、最近ハマっているビノビュー(双眼装置)で素晴らしい月面を見ることが出来た。ありふれた表現になってしまうが、気流の乱れをほとんど感じないのでまるで宇宙船から眺めているような感覚だった。

こんな日は、もう少し大きな望遠鏡ならもっと見えるのにと思う反面、ちょっとでも組み立てを必要とする望遠鏡では、ずぼらな私はこんなに毎日は見ていないだろうと思う。実際、テレビュー76は部屋に組み立てたままにしているので、思い立って1分もあれば観望できる。だから、パジャマ姿のまま5分程見てからすぐに寝ることだってできるし、シーイングが悪ければサッと撤収できる気楽さがある。

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2008年7月22日 (火)

第16回「ビールを片手に星を見よう会」

16今年も89()に「ビールを片手に星を見よう会」が開催される。場所は標高1000mの兵庫県千種高原。車で行けるところとしては近畿地方でも最高の星空を見ることが出来る場所だと思う。昨年は夜半過ぎから快晴になり、夏の星雲・星団をみんなで楽しむことが出来た。

ところで、「ビールを片手に…」というタイトルに熱心な天文ファンからすると少し不真面目な印象を持たれるようである。毎年、何通かメールでそのような意見を頂戴すると会長から教えてもらった。私も最初聞いたときは、呑み助の会が星まで肴にして飲む会ではないかと思った。何度も参加した私が言えることは「ビールを片手に…」の意味は「もっと気楽に星を見ませんか。」ということだ。Photo決してお酒だけが好きな会ではないのだ。

実際、この会のメンバーには天文初心者だけでなく、現役のプラネタリウム学芸員、天文雑誌のフォトコンテスト入選常連者、海外まで天体写真の撮影に出かけている人もたくさんいる。機材も知っているだけでもNinja-320、ε-180ED、フジノン15cm双眼鏡、松本式15cm双眼望遠鏡、ミード40cmなどすごい望遠鏡を所有している。そんなメンバーが新しく参加される方にあまり敷居を高くせず、一緒にきれいな星空を純粋に見て楽しんでいる。もちろん、本当にビールを飲むのでお酒も好きな人にはたまらない会になると思う。

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2008年7月21日 (月)

今シーズン最高のシーイング

Photo_2 19日と20日の夜はシーイングに恵まれ、素晴らしい木星を見ることが出来た。特に19日は今シーズン最高のシーイングになった。シーイングのよい日はたいてい透明度が悪いものだが、この日は両方とも抜群に良かった。そのため、高倍率にしても木星が明るく、たった7.6センチの望遠鏡でもここまで見えるのかとちょっとびっくりするくらいだった。ちょうど木星面には衛星カリストの影もあって時間を経つのを忘れて見ていた。

本当はこんな日に別荘に行って40センチで見たらそれはすごい木星だったと思う。しかし、最高のシーイングは微妙ですぐに悪くなったりする。40センチになると良く見えるようになるまで2時間は温度順応させなくてはならないので、行くのを躊躇してしまうのだ。

Photo

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2008年7月13日 (日)

第一次石油ショック

50歳以上の方なら第一次石油ショックのことをよく覚えておられるだろう。70年代に中東危機から日本にいきなり石油が入らない状況になった。当時中学生だった私が印象に残っているのは「トイレットペーパー騒ぎ」だ。なぜか店頭からトイレットペーパーがなくなり、みんな店に並んで一生懸命買い集めた。政府は十分にありますから慌てないようにと呼びかけていた。テレビは省エネのために午前0時ですべて打ち切りとなり、東京タワーのライトアップやネオンも早々と消されたように記憶している。あれから石油の備蓄が始まり、石油だけに頼るエネルギー政策も見直されたように思う。

今回の原油高騰は金余りによるファンドが原因といわれているが、もうすぐ原油が枯渇するという思惑があるからだろう。

そのように考えると、あの石油ショックの状況よりもっと問題は深刻だと思うが70年代と比べて全国的な省エネの動きはあまりないように思う。地球温暖化もそうかもしれないが、環境が少しずつ変わっていくと私たちはそれに慣れてしまって危機感を感じない。しかし、急に価格が3倍になったとか、気温が10度も上がったとすると誰もがこれは大変だ、すぐに手を打とうとするだろう。地球が「煮蛙」になってしまうのが怖い。

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2008年7月 1日 (火)

ガソリン高と星空

ガソリンが本当に高くなってしまった。私の車は70リットル入るのPhoto_2で満タンにすると12,000円を超えるようになった。渡された伝票を見るたびにびっくりしている。しかも今日(71)からまた10円ほど上がるというからたまらない。皆さんはどんな対策をされているのだろうか。

私の場合、まずは車であてもなく出かけてみるようなことはなくなった。さらに、出かけるときは燃費を意識した運転を心がけるようになった。回り道せずに最短距離で行くようになっている。もちろん、買い物は出来るだけ近くで済ませるようになった。これぐらいのことは誰でもやっていることだろう。実際、最近は通勤時間にバイクや自転車に乗っているサラリーマンが多くなった気がしている。

しかし、悪いことばかりではないのかもしれない。これだけ原油が高くなると電気代も値上がりするだろう。天文ファンの悩みは都市光がもたらす光害だ。空に向かって照射された光や漏れ出ている光が星の輝きをかき消しているのだ。この無駄とも思える光を無くして下だけを照らすようにするだけで空はかなり暗くなると思う。

30年前は今から考えると空は暗かった。そのときと比べると人口はちょっと増えただけなのに光害は明らかにひどくなっている。郊外に大型店や24時間営業のコンビニが増えたこと、防犯対策で街路灯がどんどん増えていることが一番大きな原因ではないだろうか。だから夜半を過ぎても最近はそんなに暗くならない。近い将来、企業は省エネだけでなく二酸化炭素排出問題でもこうした施設の夜間照明まで見直す機運が高まるかもしれないと思っている。それでも車で郊外に出かけなければならない天文ファンにとって、ガソリンが高くなるほど空は暗くなるというPhotoのは痛し痒しである。

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